[PREV] [NEXT]
...... 2023年04月21日 の日記 ......
■ 《 民族舞曲 》   [ NO. 2023042101-1 ] or

【 トリッチ・トラッチ・ポルカ 】
       
ヨハン・シュトラウス二世 〔墺〕
(1825.10.25〜1899.06.03) 73歳 肺炎
        
ボスコフスキー・ヴィリー 〔墺〕
(1909.06.16〜1991.04.21) 82歳   
        

             
1936年から1970年の間、ウィーン・フィルハーモニー
管弦楽団のコンサートマスターだった
ボスコフスキーは、1955年から1979年まで、
ウィーン・フィルの「ニューイアーコンサート」の
指揮者をつとめた。

32年前の4月21日に82年の生涯を閉じたが、
その年まで、ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の
首席指揮者をつとめていた。
ヴァイオリニストだったボスコフスキーは、
ヴァイオリンを弾きながら指揮をすることもあった。

1956年にウィーン・フィルのコンサートマスターとして
初来日し、以後は指揮者として度々来日しているが、
1963年にはNHK交響楽団に客演している。

「ニューイアーコンサート」では、 シュトラウス一家の
曲が中心に演奏されるが、ヨハン・シュトラウス二世が
書いた「トリッチ・トラッチ・ポルカ」は、
「女房たちがお楽しみの、おしゃべりをすること」という
意味で、この曲はポルカの激しい速度をもち、型通りの
三部形式で書かれていて、もともとは合唱がついている。

ポルカは、ボヘミア地方の民族舞曲で、2拍子の
リズムの舞曲だが、十九世紀の中頃から、
ヨーロッパ各地のサロンでも踊られるようになった。

ポルカは、「トリッチ・トラッチ」のような、熱狂的な
速いポルカと、父のシュトラウスの「アンネル・ポルカ」の
ようなゆるやかな遅いポルカ、弟ヨーゼフの
「おしゃべり」のような、マズルカのリズムをもった
ポルカ・マズルカの3つの種類がある。
優雅なフランス風ポルカは、遅いポルカに含まれる。



(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ウィリー・ボスコフスキー     
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: