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|  【 ピアノ組曲「マ・メール・ロワ」】
 
 ラヴェル,モリス・ジョセフ
 (1875.03.07〜1937.12.28) 62歳
 
 
  
 「マ・メール・ロワ」は「マザー・グース」を題材に
 ピアノ四手連弾の組曲として、1908年から
 1910年にかけて作曲され、後に管弦楽組曲と
 バレエ音楽にオーケストレーションされた。
 
 子どものための5曲の小曲集だが、ラヴェルの友人の
 シパ・ゴデブスキの二人の子ミミとジャンのために
 作曲され、1910年4月20日に独立音楽協会の
 第1回演奏会で初演、二人の姉弟に献呈された。
 
 第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ
 第2曲 一寸法師
 第3曲 パゴダの女王レドロネット
 第4曲 美女と野獣との対話
 第5曲 妖精の国
 
 バレエ組曲として成功をして以来、交響楽団の
 演奏会の曲目中に加えられるようになった。
 作品は5曲からできていて、子供の詩情と
 彼が憧れた「偉大な世紀」(ルイ十四世の時代)の
 優雅な趣味とラヴェル自身のやや冷たい、
 しかし洗練された個性とが豊かにもられている。
 
 
  
 (ピアノ)アルフォンス・コンタルスキー
 (ピアノ)アロイス・コンタルスキー
 ♪ 私が聴いた音源 ♪
 
 
 
 
 
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