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...... 2023年04月12日 の日記 ......
■ 《 ヴァイオリンのショパン 》   [ NO. 2023041201-1 ] co

【 ヴァイオリン協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 Op. 14 】
       
ヴイェニャフスキー,ヘンリク 〔ポーランド〕
(1835.07.10〜1880.04.12) 44歳 心臓病
       

           
ポーランドのヴイェニャフスキーは、
イタリアのパガニーニ(1782〜1840)、
スペインのサラサーテ(1844〜1908)と並んで、
“十九世紀の三大ヴァイオリニスト ”と呼ばれている。

同じポーランドのショパンが、ほとんどピアノの
曲しか書かなかったとように、ほとんど
ヴァイオリンの曲しか書かず、自国の舞曲マズルカや
ポロネーズのリズムを取り入れた作品を書いたことから、
“ヴァイオリンのショパン”とも呼ばれた。

8歳でパリ音楽院に入学を許された神童で、
11歳で同学院のヴァイオリン演奏1等賞を獲得した。
その後、各地に演奏旅行をしながら、熟知した
演奏技巧を生かしてヴァイオリン曲を数多く作曲した。

卒業と同時に各地に演奏旅行を行なったが、
再びパリ音楽院で作曲を学んだ。
ピアニストである弟のユセフとヨーロッパ各地で
演奏会を開き、名声を高めていった。

その後1860年から7年まで、ロシアのペテルブルグの
宮廷ヴァイオリニストに迎えられた。

1872年には、名ピアニストのルービンシティンと
アメリカに演奏旅行をし、空前の成功をおさめた。

143年前の4月12日にモスクワに演奏旅行中、
心臓病のため客死した。

ヴァイオリン協奏曲は2曲書いた。
「第1番嬰ヘ短調」は18歳のときの作品で、
ヴァイオリンの華やかなテクニックと魅力的な旋律が
盛り込まれ、超絶技巧の曲として知られている。

       第1楽章 Allegro moderato 
       第2楽章 Preghiera: Larghetto 
       第3楽章 Rondo: Allegro giocoso 



(ヴァイオリン)ギル・シャハム    
(管弦楽)   ロンドン交響楽団   
(指揮)    ローレンス・フォスター
        ♪ 私が聴いた音源 ♪




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