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...... 2023年04月11日 の日記 ......
■ 《 伝説的存在 》   [ NO. 2023041101-1 ] or

【「舞踏への勧誘」Op. 65 】
       
ウェーバー,カルル・マリア・フォン 〔独〕
(1786.11.18〜1826.06.05) 39歳 結核
       
ニジンスキー,ヴァスラフ 〔露〕
(1890.02.28〜1950.04.11) 60歳   
         


今世紀最大の天才バレエ・ダンサーであり、
伝説的存在であるニジンスキーは、ポーランド人の
両親のもと、キエフで生まれた。

10歳からペテルブルグ帝室舞踊学校で学び、後に
セルゲイ・ディアギレフの前衛的バレエ団「バレエ・リュス」で
活躍し、圧倒的な人気を得たが、10年後には
精神異常のため引退した。
その後30数年間精神病院を転々とし、
73年前の4月11日、スイスで60年の生涯を閉じた。

ウェーバーは多くのピアノ曲も作曲している。
ドレスデンの歌劇場指揮者となった1817年に
かつて彼の歌劇「シルヴァーナ」の初演で歌った
ソプラノ歌手のカロリーネ・ブラントと結婚した。

その2年後の1819年に愛妻のカロリーネに
捧げられたのが「舞踏への勧誘」である。

一組の紳士と淑女が挨拶を交わし、ダンスを踊り、
最後にまた挨拶を交わすという舞踏会の情景が
描かれた作品である。

1841年にベルリオーズによって
管弦楽用に編曲され親しまれている。

その「舞踏への勧誘」は1911年4月19日に
バレエ「薔薇の精」として、ニジンスキーが
薔薇の精を演じてモンテカルロで初演された。

彼の超人的な跳躍力は有名で「薔薇の精」の
ラストに窓枠を飛び越えるシーンでは、
そのまま空に飛び立っていったのかと錯角を
覚えさせるほどだったといわれる。

ニジンスキーの生年月日は、標準音楽辞典に
よるものだが、(1890.03.12〜1950.04.08)
とされているものもある。



(管弦楽)フィラデルフィア管弦楽団 
(指揮) レオポルド・ストコフスキー
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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