 【 チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104 】 ドヴォルザーク,アントニン 〔チェコ〕 (1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 腎臓病→脳溢血
 ドヴォルザークは協奏曲をピアノ、ヴァイオリン、 チェロのために1曲ずつ作曲している。 ただ、チェロ協奏曲は24歳のときに書いた イ長調の曲があるが、オーケストレーションが 完成してなくて、作品番号もついてない。
1892年から4年間、ドヴォルザークは ニューヨーク・ナショナル音楽院の院長として 滞在したが、チェロ協奏曲はその間の 1894年から1895年にかけて作られ、1896年 3月19日にロンドン・フィルハーモニック協会の 演奏会で初演され、大成功を収めた。
アメリカの民族音楽であるアメリカ・インディアンの 民謡や黒人霊歌に対する深い関心をよせていたが、 彼が終生変わらない愛情を注いだボヘミアの 民族音楽とが緊密に融合されるいて、スラブ的な 情熱とアメリカ民謡のもつ哀愁を帯びた 抒情性を兼ね備えている。
この作品は、彼の代表作であるばかりでなく、 数少ないチェロ協奏曲の傑作として、 広く愛好されている。 第1楽章 Allegro 第2楽章 Adagio ma non troppo 第3楽章 Finare: Alleglo moderato
 (チェロ)ジャン=ギアン・ケラス (管弦楽)プラハ・フィルハーモニア管弦楽団 (指揮) イルジー・ビエロフラーヴェク ♪ 私が聴いた音源 ♪
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