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...... 2023年03月19日 の日記 ......
■ 《 チェロ協奏曲の傑作 》   [ NO. 2023031901-1 ] co

【 チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104 】
        
ドヴォルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 腎臓病→脳溢血
         

              
ドヴォルザークは協奏曲をピアノ、ヴァイオリン、
チェロのために1曲ずつ作曲している。
ただ、チェロ協奏曲は24歳のときに書いた
イ長調の曲があるが、オーケストレーションが
完成してなくて、作品番号もついてない。

1892年から4年間、ドヴォルザークは
ニューヨーク・ナショナル音楽院の院長として
滞在したが、チェロ協奏曲はその間の
1894年から1895年にかけて作られ、1896年
3月19日にロンドン・フィルハーモニック協会の
演奏会で初演され、大成功を収めた。

アメリカの民族音楽であるアメリカ・インディアンの
民謡や黒人霊歌に対する深い関心をよせていたが、
彼が終生変わらない愛情を注いだボヘミアの
民族音楽とが緊密に融合されるいて、スラブ的な
情熱とアメリカ民謡のもつ哀愁を帯びた
抒情性を兼ね備えている。

この作品は、彼の代表作であるばかりでなく、
数少ないチェロ協奏曲の傑作として、
広く愛好されている。
    
        第1楽章 Allegro 
        第2楽章 Adagio ma non troppo
        第3楽章 Finare: Alleglo moderato
    

   
(チェロ)ジャン=ギアン・ケラス     
(管弦楽)プラハ・フィルハーモニア管弦楽団
(指揮) イルジー・ビエロフラーヴェク  
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




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