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...... 2023年03月15日 の日記 ......
■ 《 祭り 》   [ NO. 2023031501-1 ] or

【 スペイン狂詩曲 】
    
ラヴェル,モリス・ジョセフ 〔仏〕
(1875.03.07〜1937.12.28) 62歳
    

    
1907年に作曲され、演奏会で発表された
最初の管弦楽曲の「スペイン狂詩曲」は、
大胆な和声の用法、多彩なリズムと音色などに、
ラヴェルの独創的な管弦楽法の冴えがみられる。

ラヴェルの作品にはスペイン風の郷愁が
感じられるものが多いが、彼のスペイン趣味は、
母がスペインの血をひくバスク人であったという
血の影響力が決定的要素となっているといわれている。

「スペイン狂詩曲」は、最もスペイン色の濃厚な
作品で、1908年3月15日にパリのシャトレ座で、
初演されたとき、
「聴衆はまず全く新しい響きをもったオーケストラに
驚き、前例のない楽想、驚くべきリズムの自由さに
心を奪われ、結局熱狂してしまった」
と評論家は書いている。

第1曲 「夜への前奏曲」
         
神秘的でエキゾチックな夜の空気を感じさせる

第2曲 「マラゲーニャ」
         
スペイン南部のマラガ地方の民族舞曲で、強い
情熱と深い憂鬱が交替に現れ、スケルツォ風 

第3曲 「ハバネラ」
           
レントによる、ものうげな雰囲気の舞曲   

第4曲 「祭りの日」(フェリア) 
    
神秘的なものと、野性的なものが交替に現れる



(管弦楽)ソビエト国立交響楽団    
(指揮) エフゲニー・スヴェトラーノフ
        ♪ 私が聴いた音源 ♪




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