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...... 2023年03月16日 の日記 ......
■ 《 教育者としても活躍 》   [ NO. 2023031601-1 ] ch

【 ギターと弦楽のための五重奏曲 Op. 143 】
    
カステルヌオーヴォ=テデスコ,マリオ 〔伊→米〕
(1895.04.03〜1968.03.16) 72歳
    

    
イタリアの作曲家のカステルヌオーヴォ=テデスコは、
フィレンツェでユダヤ人の銀行家の家庭に生まれ、
母親からピアノの手ほどきを受けた。

10代のころからピアノ曲や歌曲を書いていて、 
フィレンツェ音楽院で学んだ。

イタリア音楽の復興を目指して創立された
国民音楽協会のメンバーとして活躍したが、
1938年にムッソリーニが人種政策を
採用したことから、翌年にイタリアを離れた。

1939年にアメリカに移住し、カリフォルニアに
居を構え、アメリカの市民権を獲得し、
作曲家やピアニストとしてだけでなく、
ハリウッドで映画音楽の作曲家となって活躍し、
55年前の3月16日にカリフォルニアで、
72年の生涯を閉じた。

また、音楽教育の世界でも活躍し、彼の
生徒の中には、アンドレ・プレヴィンや
ジョン・ウィリアムズなどがいる。

作品はオペラ、バレエ、協奏曲、室内楽、
歌曲など多作家で、教会音楽以外の全ての種類の
音楽を書いているが、渡米後の重要な作品は、
管弦楽曲が多い。
その作風は、高度に洗練された表現と力強い
個性を特色としている。

「ギターと弦楽のための五重奏曲」は、1950年の
作品で、古典的な形式に基づく4つの楽章で
構成されている。
第3楽章に伝統的なメヌエットではなく、
タンゴ風のリズムが用いられているのが特徴である。

      第1楽章 Allegro vivo e schietto
      第2楽章 Andante mesto
      第3楽章 Scherzo: Allegro con spirito,alla marcia
      第4楽章 Allegro con fuoco



(ギター)   山下和仁      

* 東京クヮルテット *
(ヴァイオリン)ピーター・ウンジャン
(ヴァイオリン)池田菊衛      
(ヴィオラ)  磯村和英      
(チェロ)   原田禎夫      
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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