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...... 2023年03月14日 の日記 ......
■ 《 ワルツの父 》   [ NO. 2023031401-1 ] or

【 アンネン・ポルカ Op. 137 】

ヨハン・シュトラウス,バプティスト 〔墺〕
(1804.03.14〜1849.09.25) 45歳 猩紅熱



「美しく青きドナウ」など、多くのワルツを作曲した
〈ワルツ王〉ヨハン・シュトラウスの父で〈ワルツの父〉と
呼ばれたヨハン・バプティスト・シュトラウスは、
219年前の3月14日にウィーンで生まれた。
家はビール販売と旅館経営をしていたので、
店で演奏する楽員からヴァイオリンを贈られたことから、
興味を持ち勉強した。

後に、弦楽オーケストラを組織し、ウィーンの人たちから
人気を得て、演奏旅行をするまでになった。
大衆音楽家として愛され、パリではフランス国王から
賞賛され、ロンドンでは、ヴィクトリア女王の戴冠式を、
ワルツ「ヴィクトリア」作品103を捧げて祝っている。

40歳のときに、息子のヨハンが楽団を組織したが、
以前から自分のような職業につくことを反対していて、
妻と別居し息子を勘当した。
そして、翌年妻と離婚し、エミーリエと再婚した。

5年後、2人の間に出来た子どもから猩紅熱を
感染して世を去ることになるのだが・・・

シュトラウス一世は、ワルツの他に行進曲や
ポルカなど、多くの作品を作曲したが、ウィーン風の
演奏様式の開拓など、ワルツに関する功績は大きい。

そして、宮廷をはじめとする上流社会に
古いメヌエットに代わってワルツを流行させ、
ポルカなどもウィーン的な洒落た
洗練された味のものに衣替えさせた。

その作品全ては息子のシュトラウス二世によって、
編集され、残された。

「アンネン・ポルカ」は、緩やかな、抒情的で
優雅な「フランス風ポルカ」で、グラーツ家の
「アンネン・ザール」で演奏するために作曲された。



(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ヴィリー・ボスコフスキー     
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




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