 【 木管五重奏曲 ニ長調 Op. 91-3 】 ライヒャ(レイハ),アントニーン 〔独〕 (1770.02.26〜1836.05.28) 66歳
 253年前の2月26日にプラハで生まれたライヒャは、 フルート奏者、作曲者、教育者として活躍した。 日本ではドイツ名のライヒャで呼ばれることが多い。
15歳のときにドイツのケルン選帝侯マクシミリアンの 宮廷楽団のフルート奏者となったが、その楽団には バートーベンがヴィオラ奏者としていた。
同じ年に生まれている二人は、いっしょに ボン大学に入学し、共に学んだ。 38歳のときにパリに移り、47歳で パリ王立音楽院の作曲家の教授を務めた。 門下には、ベルリオーズ、フランク、 グノー、リストなどがいる。
作曲者としては、あらゆるジャンルの創作活動を 行なったが、現在彼の名をしらしめているのは、 管楽五重奏曲や弦楽四重奏曲などの 室内楽曲である。
「木管五重奏曲」は、フルート、オーボエ、 ファゴット、クラリネット、ホルンの5つの楽器の 特性を生かした名曲である。
ライヒャの管楽合奏の作品には優れたものが多く、 作品88(6曲、1817年)、作品91(6曲、1818年) 作品99(6曲、1819年)、作品100(6曲、1820年) 24曲の木管五重奏曲を作曲している。
第1楽章 Andante - Allegro assai 第2楽章 Adagio cantabile 第3楽章 Menuett : Allegro 第4楽章 Finale: Allegro assai

(演奏)アフラートゥス・クインテット ♪ 私が聴いた音源 ♪
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