 【 交響曲 第2番 イ長調 Op. 22 】 アレンスキー,アントン・ステパノヴィチ 〔露〕 (1861.08.11〜1906.02.25) 44歳 結核
 ロシア帝国の作曲家、教育者のアレンスキーは ノヴゴロトで生まれた。 ペテルブルグ音楽院でリムスキー=コルサコフに学び、 28歳でモスクワ音楽院の教授になった。
34歳からは、バラキレフのあとを継いで ペテルブルグ王室礼拝堂指揮者となったが、 結核にかかり、晩年をフィンランドの サナトリゥムで過ごし、117年前の2月25日に そこで45年の生涯を閉じた。
彼の音楽は、リリックでチャイコフスキーに 通ずるところがある。
アレンスキーは、交響曲を2曲作曲している。 「交響曲 第2番」は1889年にモスクワで作曲された。 このころ作曲活動のピークを迎えていた アレンスキーは、伝統に囚われない近代的な 音楽形式を模索していた。
全曲は一つにとけあって、みずみずしい ファンタジックな世界を作り上げていく。
第1楽章 Allegro 第2楽章 Romance: Adagio ma non troppo 第3楽章 Intermezzo: Allegretto 第4楽章 Finare: Allegro giocoso e poi fuga
 (管弦楽)ロシア国立アカデミー管弦楽団 (指揮) エフゲニー・スヴェトラーノフ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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