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...... 2023年02月19日 の日記 ......
■ 《 教会調 》   [ NO. 2023021901-1 ] sy

【 交響曲 第6番 ニ短調 Op. 104 】

シベリウス,ジャン 〔フィンランド〕
(1865.12.08〜1957.09.20) 91歳 脳出血



シベリウスは、1892年に作曲した
「クレルヴォ交響曲 作品7」を除いて、1899年から
1924年の25年間に7曲の交響曲を作曲した。

      交響曲 第1番 ホ短調 作品39  (1899年)
      交響曲 第2番 ニ長調 作品43  (1901年)
      交響曲 第3番 ハ長調 作品52  (1907年)
      交響曲 第4番 イ短調 作品63  (1911年)
      交響曲 第5番 変ホ長調 作品82 (1915年)
      交響曲 第6番 ニ短調 作品104  (1923年)
      交響曲 第7番 ハ長調 作品105  (1924年)

このころ、ドイツ・ロマン派の音楽、特に伝統的な
交響曲作法から始まって、彼独自の形式の
完成へと向かう流れがあったが、その伝統的な
形式から逃れてより有機的な構成を作っている。

シベリウスは自国の民族性に根ざした音楽を
書いていて、フィンランド民謡の音階と
好んで用いた教会調が、形の上では一致している。
4楽章からなる第6番では「ドリア調」と
「リディア調」が多く用いられている。

最初の楽章の冒頭に現れる主題が、全曲を
支配していて、各楽章にいずれもこの主題から
派生したと考えられる主題が現れ、最後に
ほとんど原型に近く、冒頭の基本主題が現れる。

1923年2月19日にヘルシンキで、シベリウスの
指揮、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の
演奏で初演された。

        第1楽章 Allegro molto moderato
        第2楽章 Allegretto moderato
        第3楽章 Poco vivace
        第3楽章 Allegro molto



(管弦楽)フィンランド放送交響楽団
(指揮) サカリ・オラモ     
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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