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...... 2023年02月18日 の日記 ......
■ 《 交響詩的 》   [ NO. 2023021801-1 ] co

【 ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 】
        
リスト,フランツ 〔ハンガリー〕
(1811.10.22〜1886.07.31) 74歳 肺炎
        

                
リストがピアノ協奏曲を何曲書いたのか、
正確なところは分からないが、「第1番変ホ長調」と
「第2番イ長調」がひろく演奏され、リストの協奏曲は、
この2曲ということになっている。

性格的には、第1番は華麗で輝かしいが、
第2番はより詩的で抒情的でララソディー風であり、
ロマン的である。
どちらも、ピアノは巨匠的に扱われている。

この第2番の協奏曲は、第1番の協奏曲の
経験が生かされているため、構成上は
交響詩的作法に徹し、第1部から第6部までが
切れることなく続き、単一楽章のような
形態をみせていて、全体は主題が変化して
何回か再現する一種のロンド風なものになっている。

第2番は、1839年に着手しその年に完成したが、
リストは何度も手を加え、初演されたのは
1857年の1月7日のことだった。

ワイマール宮廷劇場において、リストの指揮と
リストの弟子のハンス・フォン・ブロンサルトの
ピアノ独奏によって行なわれ、彼に献呈された。

初演後も、楽譜が出版されるまでに書き改めている。

      第1部 Adagio sostenuto assai 
      第2部 Allegro agitato asai
      第3部 Allegro moderato
      第4部 Allegro deciso
      第5部 Marziale un poco meno allegro
      第6部 Allegro animato



(ピアノ)ヤン・シモン       
(管弦楽)プラハ放送交響楽団    
(指揮) ヴラディミール・ヴァーレク
      ♪ 私が聴いた音源 ♪


【 ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 】
2023.02.17に掲載





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