[PREV] [NEXT]
...... 2023年02月15日 の日記 ......
■ 《 セレナード屋の狐 》   [ NO. 2023021501-1 ] ch

【 セレナード 第3番 ホ短調 Op. 21 】
       
フックス,ロベルト 〔オーストリア〕
(1847.02.15〜1927.02.19) 82歳
        

           
指揮者、作曲家として活躍したフックスは、
176年前の2月15日にウィーンの
南西オーストリアとスベロニア国境にほど近い
牧畜の村のフラウエンタールで生まれた。

若くしてウィーンに移り、働きながら
ウィーン音楽院で学んだ。
1875年にウィーン楽友協会の指揮者となった。
また、母校の教授となって、ヴォルフ、マーラー、
シベリウスなど多くの音楽家を育てている。

宮廷礼拝堂のオルガン奏者も務めた。

ドイツ・ロマン派の伝統的なスタイルを
受け継いでいて、特にシューベルト、シューマン、
ブラームスからの影響がみられる。

「彼は、本当に素晴らしい音楽家だ。
作品は洗練され、技巧にも優れていて、
聴く人を常に魅了する。」
と、ブラームスは称賛している。

フックスは、5つのセレナードを残しているが、
「弦楽合奏のためのセレナード第3番」は、
4つの楽章で構成され、1878年に書かれた。

5つのセレナードは、人気を博していたので、
「セレナード屋の狐」と呼ばれていた。
    
     第1楽章 Romanze:Andante sostenuto
     第2楽章 Menuetto
     第3楽章 Allegretto grazioso
     第4楽章 Finale alla Zingarese: Allegro con fuoco
    

    
(アンサンブル)カメラータ・ベルン
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: