【 18の練習曲 Op. 109 】
ブルグミュラー,ヨハン・フリードリヒ 〔独〕
（1806.12.04〜1874. 02.13 ） 68歳
ブルグミュラーは、ドイツで生まれたが、
シュポアに師事した。
後にフランスでピアノ奏者、指揮者、作曲家として
多方面に非常に豊かな才能を示し、
高く評価され活躍した。
父は、ライン地方デュッセルドルフ市の
音楽監督、また低地ライン音楽祭の創始者であり
指揮者のひとりとして、この地方では
名の知れた音楽家だった。
彼の弟のノルベルト（1810〜1836）も
異常な楽才を示し、将来を嘱望されたが、
生来病弱だったため大成することなく
１４９年前の２月１３日に２６歳で世を去った。
ノルベルトと同じ年に生まれたシューマンは、
彼の才能を高く評価し、シューベルトの早世以来、
ノルベルトの早世ほど悲しむことはない、
と言って早世を惜しんだといわれている。
フリードリヒの作品で、「２５練習曲 作品１００」と、
「１８練習曲 作品１０９」は、日本では子どもたちの
ピアノ練習用として、愛好されている。
「１８練習曲」はフレージング、ペダル、
発想の練習に効果的である。
１、ないしょ話 ２、真珠 ３、家路につく牧童
４、ジプシー ５、泉 ６、陽気な少女
７、子守歌 ８、アジタート ９、朝の鐘
１０、すばやい動き １１、セレナード １２、森の目ざめ
１３、大雷雨 １４、ゴンドラの船頭歌 １５、空気の精
１６、わかれ １７、マーチ １８、つむぎ歌
|
|
