 【 ソナチネ Op. 20-4 イ長調 】 ドゥシェク,ヤン・ラディスラフ 〔チェコ〕 (1760.02.12〜1812.03.20) 52歳
 作曲家、ピアニストのドゥセックは、263年前の 2月12日にボヘミアのチャースラフで生まれた。 ドゥセック家は祖父の代から音楽家が多く、 ヤン・ラディスラフは「大ドゥセック」と 呼ばれていた。
美男のピアニストとして活躍し、数々の 浮き名を流したが、晩年は容姿が崩れて 醜く太り、ピアノの鍵盤に手が届かなくなり、 生活が乱れ、寿命を縮めることになった。 波瀾万丈の一生は52歳で閉じられた。
母親と妻はハープ奏者だったので、 二人のためにハープの作品も作曲している。
ドゥセックは、ロマン派のピアノ曲の作曲家の 重要な先駆者だが、「ソナチネ・アルバム2」の 「ソナチネ イ長調」は、愛奏されている 作品の一つである。
第1楽章 Moderato 第2楽章 Minuetto: Tempo di ballo

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