【 ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K. 488 】
モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス 〔墺〕
（1756.01.27〜1791.12.05） 35歳
ルービンシュタイン,アルトゥール〔ポーランド→米〕
（1887.01.28〜1982.12.20） 95歳
ルービンシュタインは、１３６年前の１月２８日に
ポーランドのウッチでユダヤ人の子に生まれた。
２０世紀最大のピアニストで「ピアノの巨匠」
「神に愛されたピアニスト」「鍵盤の王者」
「ピアノ演奏会の皆勤賞」などと呼ばれていた。
１１歳のときに大ヴァイオリニストのヨアヒムを
感動させ、１８９８年にベルリンでヨアヒムの指揮で
モーツァルトの「ピアノ協奏曲 K.488」を弾いて
華々しいデビューを飾った。
ニューヨークのカーネギーホールで引退リサイタルを
行なったときは８９歳のときだった。
５０歳のときからアメリカに定住し、後に市民権を得たが、
スイスのジュネーブで９５年の生涯を閉じた。
彼の演奏は、比類のないブリリアントな音をもち
豪華絢爛で、巨匠の名にぴったりだといわれていたが、
９カ国語を自在に操る知性の人でもあった。
何度か来日しているが、ルービンシュタインは
演奏会を絶対にキャンセルしないことでも知られていた。
「ピアノ協奏曲 K.４８８」は、 モーツァルト３０歳の
ときの作品で、ピアノと管弦楽の交響曲と
いえるような構成になっている。
第１楽章 Allegro
第２楽章 Adagio
第３楽章 Allegro assai
（ピアノ）ウラディミール・ホロヴィッツ
（管弦楽）ミラノ・スカラ座管弦楽団
（指揮） カルロ・マリア・ジュリーニ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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