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...... 2023年01月20日 の日記 ......
■ 《 鳩に託して 》   [ NO. 2023012001-1 ] v

【 ラ・パロマ 】
     
イラディエル,セバスティアン 〔西〕
(1809.01.20〜1865.12.06) 56歳
       

         
スペインのスタイルによる通俗歌謡の作曲家として
知られるイラディエルは、214年前の
1月20日に生まれた。
スペイン人だが、パリで声楽教師をし
1851年以降、フランス王妃ウージェーヌの
声楽教師となった。

パリで「スペインのこだま」「スペインの花」という
2つの歌曲集を出版したが、
当時パリの人々の間で人気を博した。

晩年になって、当時スペインの植民地だった
キューバに度々出かけていて、ビトリアで
56年の生涯を閉じた。

ハバネラのリズムによる通俗的な歌の
「ラ・パロマ」は、キューバ民謡の
影響を受けて作曲された。

パロマとは鳩の意味で、鳩に託して
自分の気持ちを恋人に届ける内容の作品である。



私の船がハバナを発つとき
神よ、一人の可愛いメキシコ女の他
誰も見送るものはなかった
彼女は私に別れを告げに来た
窓辺に鳩が飛んで行ったなら
それを私と思って抱き
優しい愛の言葉をかけ
花の冠をかぶせてください
ああ恋人よ




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