 【 チェロ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op. 109 】 フォーレ,ガブリエル 〔仏〕 (1845.05.12〜1924.11.04) 79歳
 近代フランスのもっとも偉大な作曲家のひとりに あげられるフォーレは、小規模編成の楽曲を好み、 室内楽作品に名曲が多い。
ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、 チェロ・ソナタはそれぞれ2曲ずつ、他に各1曲の ピアノ三重奏曲、弦楽四重奏曲を作曲している。
「チェロ・ソナタ 第1番」は第一次世界大戦中の 1917年フォーレ72歳の晩年の作品で、 荒々しさが見られる第1楽章、瞑想的な第2楽章。 第3楽章は控えめだが、長大な旋律のチェロが 魅力的な曲である。
1918年1月に、アンドレ・エッキングのチェロと、 アルフレッド・コルトーのピアノによって初演された。 4年後に作曲した「チェロ・ソナタ 第2番」も 二人によって初演されている。
第1楽章 Allegro 第2楽章 Andante 第3楽章 Finale: Allegro comodo

(チェロ)フレデリック・ロデオン (指揮) ジャン=フィリップ・コラール ♪ 私が聴いた音源 ♪
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