 【 歌劇「サドコ」】 リムスキー=コルサコフ, ニコライ・アンドレイ・ヴィチ 〔露〕 (1844.03.18〜1908.06.21) 62歳 心臓病
 ロシア国民楽派「5人組」の最年少者の リムスキー=コルサコフは、15曲の歌劇を書いた。 歌劇「サドコ」は、中期を飾る傑作で、 ノヴゴロドに伝わる伝説を題材にしている。
ロシアの古い語り物音楽(プィリーナ)の歌詞や 旋律を採り入れて構成している。 彼が若いころ(1867年)作曲した 交響詩「サドコ」からも借用している。
台本はリムスキー=コルサコフとプィリーナの 研究者であったウラディミール・イヴァノヴィッチ・ ベルスキーと二人で作成された。
第1幕第7場の「サドコ」は、1898年1月7日に モスクワのスロドゥニコフ劇場で初演された。
第4場でインドの商人が歌う「インドの歌」は、 全曲中で最もよく知られている。
海の帝王(B) ヴォルホヴァ〔海の帝王の娘〕(S) サドコ〔ノヴゴロドのグースリ弾き〕(T) リューバヴァ〔サドコの妻〕(MS) インドの商人(T)

「インドの歌」
(ソプラノ)ドロシー・ワレンショルド (管弦楽) スタジオ・オーケストラ (指揮) ハワード・バーロウ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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