【 チェロ協奏曲 第１番 ト短調 Op. 49 】
カバレフスキー,ドミトリー・ボリソヴィチ 〔露〕
（1904.12.30〜1987. 02.17 ） 83歳
ソ連の代表的作曲家のカバレフスキーは、
１１８年前の１２月３０日に数学者の息子として、
サンクトペテルブルグで生まれた。
モスクワ音楽院で学び、後に母校の教授となった。
ピアノ奏者としても超一流で、 軽妙洒脱な
通俗的大衆性を身に付けた庶民的な音楽で知られ、
歌劇、交響曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲など、
あらゆる分野の作品を作曲している。
チェルノブイリ原発事故が起きた翌年、
モスクワで８３年の生涯を閉じた。
「青少年のためのシリーズ」としてバイオリン、チェロ、
ピアノを独奏楽器とする作品４８から作品５０にかけての
３つの協奏曲を作ったが、スコアには
「ソビエトの若人にささぐ」と記されている。
これらの曲は１回の演奏会で３曲いっしょに演奏できるよう、
それぞれ２０分前後の長さにまとめられていて、
管弦楽の編成も極めて小さな規模となっている。
１９４９年に作られた「チェロ協奏曲第１番」は
ソビエト連邦の青年に捧げる協奏曲３部作の
第２曲として作曲された。
第１楽章 Allegro
第２楽章 Largo, molto espressivo
第３楽章 Allegretto
（チェロ）ヨーヨー・マ
（管弦楽）フィラデルフィア管弦楽団
（指揮） ユージン・オーマンディ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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