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...... 2022年12月21日 の日記 ......
■ 《 メンデルスゾーンの影響 》   [ NO. 2022122101-1 ] sy

【 交響曲 第4番 変ロ長調 Op. 20 】
       
ゲーゼ,ウィルヘルム・ニルス 〔デンマーク〕
(1817.02.22〜1890.12.21) 73歳
         

             
19世紀後半のデンマーク音楽界において
大きな影響力をもって君臨したゲーゼは、
コペンハーゲンで生まれ、132年前の12月21日に
同地で73年の生涯を閉じた。

デンマークで音楽教育を受けているが、同じ年代の
多くの音楽家や演劇人などとの交流を通じて、
ドイツロマン派の文学や音楽に親しんでいた。

長くドイツのライプツィフィで音楽活動を行い、
メンデルスゾーンやシューマンとも知り合った。

やがて、メンデルスゾーンを補佐する、
ゲヴァントハウス管弦楽団の副指揮者に指名され、
さらにライプツィフィ音楽院の教授に任命されるなど、
ゲーゼに対するメンデルスゾーンの信頼が厚かった。

1847年にメンデルスゾーンが亡くなったときには、
その後継者として、ゲヴァントハウス管弦楽団の
主席指揮者に任命された。

その後、ゲーゼはデンマークに戻り、王立音楽院の
創立に加わったのを始め、デンマークの音楽振興に
大いに力を注いだ。
カール・ニールセンは、ゲーゼの最後の弟子になる。

ゲーゼは8曲の交響曲を作曲したが、
ドイツからデンマークに戻った直後の1849年から
50年にかけて作曲した「交響曲第4番」は、
8曲の交響曲のうちで、第1番と共に地元デンマークで
最も人気の高い作品といわれている。

  第1楽章 Andantino - Allegro vivace e grazioco 
  第2楽章 Andante con moto
  第3楽章 Scherzo - Allegro,ma non troppo e tranquillamente
  第4楽章 Finare - Allegro molto vivace



(管弦楽)デンマーク国立放送交響楽団
(指揮) クリストファー・ホグウッド
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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