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...... 2022年12月15日 の日記 ......
■ 《 スウェーデンのモーツァルト 》   [ NO. 2022121501-1 ] co

【 ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 VB 151 】
        
クラウス,ヨーゼフ・マルティン 〔スウェーデン〕
(1756.06.20〜1792.12.15) 36歳 肺結核


          
モーツァルトと同じ年にドイツのミルテンベルクで
生まれ、モーツァルトが逝った翌年に世を去った
クラウスは、若いころは音楽だけでなく、哲学、
法律を学び作家としても活躍した。
劇作家、著述家、画家として活動した。

1778年に友人に誘われてスウェーデンに渡り、
その3年後にスウェーデン国王グスタフ三世が
設立した王立音楽アカデミーのメンバーに選ばれた。

それからは、国王の命令でヨーロッパ各地へ
音楽の修行に出かけた。
途中ウィーンでハイドンと出会った。

ハイドンからは、モーツァルトやサリエリ、
グルックと並ぶ天才だと、才能を高く評価された。

帰国後は宮廷のためにオペラや器楽曲を
多く書いている。

1792年に暗殺された,グスタフ三世の
追悼音楽(葬送交響曲)、追悼カンタータを
書いて間もなく肺結核のため、その年の12月15日に
ストックホルムで36年の生涯を閉じた。

3楽章からなる「ヴァイオリン協奏曲 ハ長調」は、
1777年に作曲し、1783年に補筆した作品である。

        第1楽章 Allegro moderato 
        第2楽章 Adagio 
        第3楽章 Rondo

クラウスの作品は、VB(ヴァン・ボーア番号)で
整理されている。



(ヴァイオリン)エディト・パイネマン     
(管弦楽)   シュトゥットガルト室内管弦楽団
(指揮)    マルティン・ジークハルト   
            ♪ 私が聴いた音源 ♪




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