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...... 2022年12月09日 の日記 ......
■ (無題)   [ NO. 2022120901-1 ] or

【 スケーターズ・ワルツ Op. 183 】
        
ワルトトイフェル,エミル 〔仏〕
(1837.12.09〜1915.02.12) 78歳《 実用音楽 》
         

              
フランス舞踏音楽の作曲家のワルトトイフェルは、
185年前の12月9日にストラスブールで生まれた
ドイツ系フランス人である。

父ルイ、兄レオンも音楽家で、ワルトトイフェルは、
兄が学んだパリ音楽院に入学し、
一家はパリに居を構えた。
ビゼー、マスネーは学友だった。

その後、ナポレオン三世の皇妃ウジェニーの
皇室ピアニスト、宮廷バレー指揮者に就任した。

またパリ、ベルリン、ウィーン、ロンドンでも
オペラやバレーの指揮者として活躍、250曲を越える
管弦楽舞曲を作曲し、パリで世を去った。

スケート場にとって、欠かせない実用音楽として
定着している1882年の作品の
「スケーターズ・ワルツ」(スケートをする人々)は、
ヨハン・シュトラウス二世のウィンナ・ワルツが
作られたころの作品だが、リズミックでテンポの
動きの激しいウィンナ・ワルツと違って、
穏やかで優美なゆったりとしたすべるような
3拍子の旋律が、スケートをする人には、心地よい。

当時、パリの上流社会の人々の間で
大流行をしていたスケートに興じる
男女の姿を描いた作品である。



(管弦楽)ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
(指揮) フランツ・バウアー=トイセル   
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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