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...... 2022年11月29日 の日記 ......
■ 《 オペラ三部作 》   [ NO. 2022112901-1 ] or

【 歌劇「ロベルト・デヴリュー」序曲 】
            
ドニゼッティ,ガエターノ 〔伊〕
(1797.11.29〜1848.04.08) 50歳
              

                   
オペラ作曲家のドニゼッティは、225年前の
11月29日にイタリアのベルガモで生まれた。

十九世紀後半のイタリアオペラといえば、
ヴェルディがあげられるが、十九世紀前半を
代表する三羽ガラスとして、 機知に富んだ
オペラを書いたロッシーニと、旋律重視の
抒情オペラを書いたベルリーニ、そして
その影響を受けてロマン派歌劇の
開拓者となったのがドニゼッティである。

ドニゼッティは「アンナ・ボレーナ」(1830年)
「マリア・ストゥアルダ」(1834年)
「ロヴェルト・デヴリュー」という、
イギリスの王家チューダー朝を題材とした
オペラ三部作を作曲した。

「ロヴェルト・デヴリュー」は1837年にナポリの
サン・カルロ歌劇場で初演された3幕のオペラで、
ドニゼッティ中期の傑作の一つともいわれる。

1500年代のロンドンを舞台に、女王エリザベスと
エセックス伯爵ロヴェルトとの恋の悲劇が
描かれたオペラである。

序曲の一部には、イギリス国家として
歌われる「ゴッド・セーヴ・ザ・クィーン」の
旋律も使われている。



(管弦楽)ベルギー放送交響楽団    
(指揮) シルヴァーノ・フロンタリーノ
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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