【 祝典序曲 】 エルケル,フェレンツ 〔洪〕 (1810.11.07〜1893.06.15) 82歳
ハンガリー国民楽派の祖と呼ばれているエルケルは、 212年前も11月7日に生まれた。
ハンガリー国民オペラの創始者でもあり、 それまでのイタリア・オペラなどの影響から脱し、 ハンガリー人としての独自の作風を生み出して創作し、 後のバルトークやコダーイに大きな影響を与えた。
いくつかのオペラや管弦楽曲を書いたが 1845年に作曲した「ハンガリー国歌」は、 1903年に正式に国歌と認められた。。
エルケルは、1884年に建てられた ネオ・ルネッサンス様式のブダペスト国立歌劇場の 創立者、初代芸術監督で、建物の正面左にはリスト、 右側にはエルケルの像が建っている。
「祝典序曲」は1877年に国立劇場の 50周年記念式典のために書かれた自由な 作風のもので、後半は第2の国歌となる旋律が 盛り込まれている。
(管弦楽)ハンガリー国立管弦楽団 (指揮) ヤーノシュ・フェレンチク ♪ 私が聴いた音源 ♪
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