【 ブェノスアイレスの秋 】 ピアソラ,アストル 〔アルゼンチン〕 (1921.03.11〜1992.07.05) 71歳 脳血栓
ヴァノスアアイレスのタンゴバンドで、 バンドネオン奏者として活躍したピアソラは、 1960年に、その後の生涯の音楽活動の 基盤となるスタイルである五重奏団 「キンテート」を結成した。
タンゴとクラシックを融合させ、革新的な作品を 残したピアソラの代表作となる 「ブェノスアイレスの四季」は始めに夏のみが 1965年に作曲された。 このときは、春夏秋冬による4部作の構想は なかったが、4年後に秋→冬→春を続けて 作曲し「ブェノスアイレスの四季」となった。
「四季」といえばヴィヴァルディの作品が 知られているが、ピアソラは作曲にあたり、 ヴィヴァルディの「四季」を意識したと言われている。
「ブェノスアイレスの秋」は、2作目の作品で 元々は五重奏(バンドネオン・ヴァイオリン・ピアノ・ コントラバス・エレキギター)のために書かれているが、 ピアソラの友人で、チェロ奏者のホセ・ブラガートが 編曲したピアノ三重奏版(ピアノ・チェロ・ヴァイオリン)や ピアノ編、ギター編などもある。
(演奏)館野泉トリオ(ホセ・ブラガート編曲) ♪ 私が聴いた音源 ♪
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