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...... 2022年10月18日 の日記 ......
■ 《 夜想曲 》   [ NO. 2022101801-1 ] s

【 ノクターン 第2番 変ホ長調 Op. 9, No. 2 】
          
ショパン,フレデリック・フランソア〔ポーランド〕
(1810.3.1〜1849.10.17) 39歳 結核
         

           
夜想曲は、ローマ時代には「夜の神」という意味に
用いられていた。
英語の「ノクターン=Nocturne」は、フランス語の
「ノクテュルヌ=Nocturne」イタリア語の
「ノットゥルノ=Notturno」を訳した語で、語源は
ラテン語の「Nox」から派生したものである。

夢想的な曲で、主としてピアノ曲だが、
1890年にドビュッシーの管弦楽曲が作られている。

「夜想曲」という音楽形式を創始した作曲家は、
イギリスのジョン・フィールドだといわれている。
彼はアイルランドに生まれたピアニスト、
作曲家であり、その後半生をロシアで暮らした。

ショパンは、20歳から36歳の間に
21曲の夜想曲を作曲した。
最初期の第1番と第2番は、フィールドの
面影がしのばれる。

どの曲も、優雅な旋律に多くの装飾音を加え、
アリアのように歌わせ、甘美で静かで、
そしていくぶん神秘的にさえ感じさせる。

ショパンのノクターンといえば、
「ノクターン 第2番 」が代表になるほど、
弾かれもし、聴かれもしている。
1830年から1831年にかけて作曲された。

「ノクターン 第1番作品9の1」、「第2番9の2 」
「第3番9の3」の3曲は、ピアノ製作会社
プレイエル社長の妻マリー夫人に献呈された。



(ピアノ)アルトゥール・ルービンシュタイン
         ♪ 私が聴いた音源 ♪




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