【 歌劇「バグダッドの太守」序曲 】 ボワエルデュー,フランソア=アドリアン 〔仏〕 (1775.12.16〜1834.10.08) 58歳 結核性咽頭炎
フランスのオペラ作曲家、ピアニストの ボワエルデューは、ベートーベンと同世代だが、 優美、品格、豊富で柔軟な技術と、 豊かなメロディー、軽快さをもった作風から 「フランスのモーツァルト」と呼ばれた。
正歌劇に対して十九世紀初頭に新しい 喜歌劇様式を確立した大家で、1803年に ペテルブルクに行き、帝室作曲家に任命され、 フランス語オペラの監督に就任したが、 1811年にパリに戻った。
1817年からは、パリ音院院作曲家教授として、 後進の指導にあたったが、 アダンも弟子のひとりである。
188前の10月8日に結核性咽頭炎のため 58年の生涯を閉じた。
1800年に書かれた喜歌劇「バグダッドの太守」は、 ボワエルデューの出世作で、序曲は演奏会で よくとりあげられ、広く知られている。
マンドリン・オーケストラ用にも編曲されている。
序奏部 Andantino 主部 Allegro 再現部 → 終結部
(管弦楽)北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ウィルヘルム・シュヒター ♪ 私が聴いた音源 ♪
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