【 ブラームスへの哀歌 】 パリー,チャールズ・ヒューバート 〔英〕 (1848.02.27〜1918.10.07) 70歳
パリーはオックスフォード大学を卒業後、 保険会社のロイズで社員として働き、後に作曲家に 転身したという少し変わった経歴の持ち主である。
中年になってから本格的な作曲活動を開始し、 47歳で王立音楽院教授となり、数多くの 作曲家を育て上げた教育者でもあった。 後に王立音楽院の校長となり、 1903年その功績で男爵を授けられた。
104年前の10月7日に70年の生涯を閉じた。
ブラームスに心酔していたバリーは、 ドイツ・ロマン派を字で行くような作風を特徴とした 作品を書いたが、イギリス音楽の伝統も重視していた。
ウィーンの伝統を自由に持ち込みつつも、 天性メロディアスな感覚で、雄大かつ爽快な 交響曲を5つ残している。
1897年4月3日に世を去ったブラームスに 捧げるべく作曲したのが「ブラームスへの哀歌」で、 「ブラームスへのレクイエム」といえる作品である。
(管弦楽)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) マティアス・バーメルト ♪ 私が聴いた音源 ♪
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