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...... 2022年10月09日 の日記 ......
■ 《 チェコのムソルグスキー 》   [ NO. 2022100901-1 ] or

【 狂詩曲「タラス・ブーリバ」】
           
ヤナーチェク,レオシュ 〔チェコ〕 
(1854.07.03〜1928.08.12) 74歳
           

              
チェコ音楽の歴史の中で、最も特異な存在の
ヤナーチェクは、国民楽派の系列の作曲家だが、
後期の作品においては、チェコ現代音楽の
先駆者ともいえる。

チェコの作曲家で、ボヘミア出身のスメタナや
ドヴォルザークは、ドイツ音楽の影響下にあるが、
モラヴィア出身のヤナーチェクは、
ロシア音楽に親近感をもっていて、
ムソルグスキーの影響を受けている。

1918年に完成した3曲からなる
「タラス・ブーリバ」は、同名のゴーゴリの小説に
基づいて作られ、1921年10月9日に
ブルノの国民劇場で初演された、

この物語の主人公のタラス・ブーリバは、
十七世紀の初頭、ポーランド人との戦いに
勇名を馳せたウクライナのザボローシュ地方の
コサックの隊長である。

ヤナーチェクはコサックの独立不屈の精神を
描くことで、第一次大戦で戦いつつあった
ロシア国民への強い同情をあらわそうとした。

ヤナーチェクがオルガンの名手であり、
オルガン学校を創設したこともあり、この種の
管弦楽曲では珍しく、オルガンが用いられている。

第1曲 アンドレイの死      
第2曲 オスタップの死      
第3曲 予言とタラス・ブーリバの死



(管弦楽)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) カレル・アンチェル       
          ♪ 私が聴いた音源 ♪




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