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...... 2022年10月02日 の日記 ......
■ 《 幻想的 》   [ NO. 2022100201-1 ] sy

【 交響曲 第1番 変ホ長調 Op. 28 】
        
ブルッフ,マックス 〔独〕
(1838.01.06〜1920.10.20) 82歳
          

               
ブルッフは十九世紀後半、西ドイツで最も賞賛された
オラトリオ作曲家だが、バイオリンの作品により
重要な地位をしめていた。

ケルンで生まれたブルッフは、優秀なオラトリオ
歌手の母親から最初の音楽教育を受け、
11歳で交響曲を書き、14歳でモーツアルト奨学金を
得て、作曲の勉強をした。

彼は、歌劇や管弦楽曲、声楽曲の分野にも
多くの作品を残しているが、声楽曲の様式は、
メンデルスゾーンの系統をひき、ロマンチックで
甘ったるい一面、繊細な表現がみられる。
若い 若いころから、各国の民謡を熱心に研究し、
数々の作品に反映させている。

43歳のときに、ベルリンのソプラノ歌手の
トゥチェックと結婚した。

72歳で隠退するまで社会的活動を続け、
文化勲章も受け、101年前の10月20日に
ベルリン近郊のフリーデナウで82年の生涯を閉じた。

「バイオリン協奏曲第1番」を作曲した2年後の
1868年に書いた「交響曲第1番」は、
4楽章からなり、メンデルスゾーンの影響を感じさせ、
幻想的で美しく重厚な作品である。

「友情を込めて」ブラームスに献呈された。

        第1楽章 Allegro maestoso
        第2楽章 Scherzo: Presto
        第3楽章 Quasi fantasia: Grave
        第4楽章 Finale: Allegro querriero



(管弦楽)ロンドン交響楽団   
(指揮) リチャード・ヒコックス
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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