【 交響詩「ヴァレンシュタイン」Op. 12 】 ダンディ,ヴァンサン 〔仏〕 (1851.03.27〜1931.12.02) 80歳 ラムルー,シャルル 〔仏〕 (1834.09.28〜1899.12.21) 65歳
十九世紀後半のフランスを代表的する指揮者であり、 バイオリン奏者としても活躍したラムルーは、 188年前の9月28日にボルドーで生まれた。
パリ音楽院で学び1881年にフランスの名門 コンセール・ラムルー(ラムルー管弦楽団)を創設し、 ワーグナーの作品を紹介するなど多くの 貢献をしたが、1899年パリで65年の生涯を閉じた。
ラムルー管弦楽団は、一時期沈滞していたが、 1993年に日本人の若手指揮者の佐渡裕が 首席指揮者に就任し、活気を取り戻した。
ダンディが音楽院在学中に作曲した最初の オーケストラ曲「ピコロミーニ」を含む 「ヴァレンシュタイン」は、シラーの劇的詩に もとづく交響曲である。
「ヴァレンシュタインの陣営」「ピコロミーニ」 「ヴァレンシュタインの死」の3部序曲の 完成までには4年間かかった。
3部作全曲の初演は、1888年2月に シャルル・ラムルーの指揮により、 コンセール・ラムルーの演奏で行なわれた。
第1部 Le camp de Wallenstein 第2部 Max et Thecla 第3部 La mort de Wallenstein
(管弦楽)アイスランド交響楽団 (指揮) ラモン・ガンバ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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