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...... 2022年09月25日 の日記 ......
■ 《 特異な奏法と斬新な演奏 》   [ NO. 2022092501-1 ] ch

【 弦楽四重奏曲 Op. 1 】
        
グールド,グレン (カナダ)
(1932.09.25〜1982.10.04) 50歳 脳卒中
         

          
90年前の9月25日にのトロントで生まれた
グールドは、トロントの王立音楽院で学び、
開校以来最年少の12歳で卒業した。

ピアニストとして活躍したが、作曲、指揮、著述、
ドキュメンタりー製作など多方面の芸術活動を行ない
1982年に脳卒中で50年の生涯を閉じた。

数々の奇行で注目されたが、彼の演奏は個性的で
おもしろく、装飾記号を無視したり、演奏中に
歌うことは生涯直らなかった。

グールドはバッハに傾倒していて、録音された曲や、
著述も多いが、バッハの鍵盤曲を
チェンバロではなくてピアノで演奏した。

彼の書いた作品は少なくはないが、生涯を通じて
シリアスな音楽として世に問われたのは、
「弦楽四重奏曲作品1」だけである。

1953年から1955年にかけて作曲し、翌年の
5月26日にモントリオールで初演された。

長大なソナタ形式の単一楽章だが、
4つの部分からなっていて、全体として
自己陶酔的な情感のあふれる作品である。
「作品1」だが、「作品2」は現れなかった。



(演奏) カタリスト四重奏団
    ♪ 私が聴いた音源 ♪




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