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...... 2022年09月06日 の日記 ......
■ 《 オペラ・デビュー作品 》   [ NO. 2022090601-1 ] o

【 歌劇「ラ・ボエーム」】
      
プッチーニ,ジャコモ 〔伊〕
(1858.12.22〜1924.11.29) 65歳
      
パヴァロッティ,ルチアーノ〔伊〕
(1935.10.12〜2007.09.06)71歳
       

         
プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスと並ぶ
世界的な「三大テノール歌手」のもう一人が
パヴァロッティだが、イタリアのモデナで
生まれた彼は、幼いころから歌が上手だった。

18歳のときに母の勧めで音楽の勉強をする
決心をしていて、オペラ・デビューを果たしたのが、
「ラ・ボエーム」のロドルフォ役だった。

“神に祝福された声”、(「二点ハ」音)の高音を
もっていたことから、“キング・オブ・ハイC”の
異名も得ていて、輝かしい高音をもつ
リリック・テノールとして名声を確立した。

2006年のトリノオリンピックの開会式で
プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の
“誰も寝てはならぬ”を歌ったのが、
人生最後のステージとなった。

その年の6月に膵臓癌と診断され
手術をしたが、翌年の9月6日にモデナの
自宅で、腎不全のため71年の生涯を閉じた。

4幕のオペラ「ラ・ボエーム」は、旋律の美と
劇的な迫力を特色とし、万人の感傷に訴える
作品で、プッチーニの最大傑作といわれる。

物語の材料は、フランスの詩人ミュルジュの
小説「ボヘミアンの生活」による。
「ボエーム」は「ボヘミアン気質」というような
意味で、芸術家またはその卵、あるいはそれを
気取る者のうち、世俗の風習にこだわらぬ
風来坊を指す名称。

パリの下町に住む貧しい若者たちの夢と恋。
詩人のロドルフォとミミ、画家のマルチェロと
ミミの友だちのムゼッタの友情を描いている。




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