【 協奏交響曲 ト長調 Op. 76 】
ドヴィエンヌ,フランソワ （仏）
（1759.01.31〜1803.09.05） 54歳
１８世紀フランスの作曲家・木管楽器奏者の
ドヴィエンヌは、フランス東部の町のジョワンヴィルで
生まれ、２１９年前の９月５日に、パリ近郊の
シャラントンの療養所で５４年の生涯を閉じた。
フルート奏者、ファゴット奏者として活躍し、
１７９５年のパリ音楽院の設立と同時に、
フルート科の教授に迎えられた。
教則本の「フルート演奏の理論と実践」を上梓し、
１８世紀後半のフランス吹奏楽の向上に貢献した。
約３００曲にのぼる器楽曲は、ほとんどが管楽器の
ために作曲されている。
フルート協奏曲、ファゴット協奏曲、吹奏楽のための
協奏曲や室内楽、オペラなどがあり、作風は
古典派様式による優雅な旋律で、フランスの
モーツァルトと呼ばれることもある。
「協奏交響曲 ト長調」は２本のフルートと
管弦楽のための作品で、１８００年前後に
書かれたと考えられている。
第１楽章 Allegro
第２楽章 Adagio
第３楽章 Allegrretto con grazia
（フルート）ジャン＝ピエール・ランパル
（フルート）ランソン・ウィルソン
（合奏） イ・ソリスティ・ヴェネティ合奏団
（指揮） クラウディオ・シモーネ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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