【 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543 】 バッハ,ヨハン・セバスティアン 〔独〕 (1685.03.21〜1750.07.28) 65歳 シュヴァイツァー,アルベルト 〔仏〕 (1875.01.14〜1965.09.04) 90歳
ドイツ系フランス人のシュヴァイツァーは、 アルザスで牧師の子として生まれた。 バッハの専門家として知られているが、 オルガン奏者としてのみならず、バッハの 全オルガン作品の楽譜を師ヴィドールと 共編で出版している。
哲学者、神学者としての業績も大きく、 長年アフリカのフランス領ガボンのランパレネで 医師として、原住民医療と教化にあたった 聖者のような存在だった。
1953年ノーベル平和賞を受賞している。 57年前の9月4日にランパレネで90年の 生涯を閉じ、翌日同地に埋葬された。
「前奏曲とフーガイ短調」は、バッハのフーガの 中でも最も有名なもののひとつに数えられる。 前奏曲はワイマール時代の1709年ごろに作曲し、 フーガの初稿は、ケーテル時代(1717〜23) ライプチヒ時代に全体が完成したといわれている。
情熱的な前奏曲と静かな情緒をたたえたフーガは、 後にリストがピアノ用に編曲している。
(オルガン)マリー=クレール・アラン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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