[PREV] [NEXT]
...... 2022年08月29日 の日記 ......
■ 《 初期バロック音楽 》   [ NO. 2022082901-1 ] s

【 シャコンヌ 】
         
クープラン,ルイ 〔仏〕
(1626頃〜1661.08.29) 35歳 ?
          

         
クープラン家は、約2世紀にわたり優れた音楽家を
多数生み出した点で、ドイツのバッハ家と比べられる。

代々音楽を職とした、クープラン家の
最も高名な音楽家のルイ・クープランは、
教会オルガニストだったシャルル・クープランの
三男として、ショーム・アン・ブリーで生まれた。

パリで活躍し、成功した最初の音楽家で、
クラブサン、オルガン、ヴィオール演奏の
達人だったが、23歳までの前半生については、
詳しいことがわからない。

27歳のときに、その後長くクープラン一族が
占有することになる、パリのサン・ジェルヴェ教会の
オルガニストの地位を得、宮廷オルガニストの
一人にも任命され、またバイオリン、
ヴィオラ奏者としても活躍した。

しかし、361年前の8月29日に病に倒れ、
惜しまれて35年の短い生涯を閉じてしまった。
彼の作品と地位は、2人の弟たちに受け継がれた。

甥にあたるフランソア・クープランは、弟の息子で
「大クープラン」と呼ばれ、多くの作品を残している。

二十世紀半ばに、イングランドで大量の
自筆譜が見つかったことから、クープランが
十七世紀ヨーロッパのオルガン曲に
多大な影響を及ぼしたことが判明した。

クラブサンの作品のパッサカリアとシャコンヌは
多く残されている。




...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: