【 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K. 458】 モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕 (1756.01.27〜1791.12.05) 35歳
モーツァルトが1782年から1785年に かけて作曲した弦楽四重奏曲の6曲は、 ハイドンの作品から刺激を受け、その手法に のっとって書き上げた。
まとめてハイドンに献呈されたことから、 「ハイドン・セット」「ハイドン四重奏曲」と 呼ばれ、古今の弦楽四重奏曲の傑作として 親しまれている。
ハイドン・セット第1番 (1782年) 弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 「春」K. 387
ハイドン・セット第2番 (1783年) 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K. 421
ハイドン・セット第3番 (1783年) 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K. 428
ハイドン・セット第4番 (1784年) 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調「狩り」K. 458
ハイドン・セット第5番 (1785年) 弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K. 464
ハイドン・セット第6番 (1785年) 弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調「不協和音」K. 465
「弦楽四重奏曲 第17番」は、1784年11月9日に ウィーンで書かれた
第1楽章の冒頭から聞こえてくる第1主題の 軽快な調べは、狩猟の時の角笛の響きに 似ていることから「狩り」の名で親しまれている。
第2楽章のメヌエットでは、真面目さや 真剣で情熱的な特質が備わっている。
第3楽章はAdagioだが、緩徐楽章は6曲のうち、 この楽章のみである。
第1楽章 Allegro vivace assai 第2楽章 Menuetto: Moderato 第3楽章 Adagio 第4楽章 Allegro assai
(演奏)アルバン・ベルク四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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