【 弦楽五重奏曲 第1番 イ長調 Op. 18 】
メンデルスゾーン,ヤーコブ・ルードヴィヒ・ フェリックス 〔独〕 (1809.02.03〜1847.11.04) 38歳
メンデルスゾーンは通常の弦楽四重奏に ヴィオラを加えた 弦楽五重奏曲を2曲作曲した。
「第1番イ長調」は、メンデルスゾーンが17歳の 1826年に作られたが、曲の構成に満足出来ず、 出版をみおくっている。
それから6年後に友人のヴァイオリン奏者の エドワルド・リーツが亡くなった。 パリで訃報を聞いたメンデルスゾーンは、 その死を悼み、弦楽五重奏のための アンダンテを作曲した。
そしてこれを、五重奏曲の第2楽章を間奏曲として 用いることとし、第2楽章をスケルツォとして 書かれた第3楽章に移動。 第3楽章のメヌエットを削除し、 この形でようやく出版をした。
第1楽章 Allegro con moto 第2楽章 Intermezzo : Andante sostenuto 第3楽章 Scherzo : Allegro di moto 第4楽章 Allegro e vivace
(演奏)ウィーン・フィルハーモニア弦楽四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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