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...... 2022年07月08日 の日記 ......
■ 《 未来派 》   [ NO. 2022070801-1 ] or

【 バレエ・メカニック 】
      
アンタイル,ジョージ 〔米〕
(1900.07.08〜1959.02.12) 58歳
          

             
作曲家、ピアニストのアンタイルは、122年前の
7月8日にニュージャージー州のトレイトンで
ユダヤ人の靴屋の息子として生まれた。
幼少のころから音楽と文学に興味をもち、
後にフィラデルフィア音楽院で、
ブロッホに作曲を学んだ。

1920年代、「音楽の不良少年」を自称した
実験音楽家で、ヨーロッパに渡った折、
作曲家のサティや画家のピカソなど、
当時の芸術家と親交を結んだ。

1940年代になると「良い大人」になり、
ハリウッド音楽の作曲をするようになっった。
彼の作風は古典派、ロマン派、印象派の様式を
融合した穏やかな音楽へと変わっていった。

1926年に作曲したウルトラ・モダンな様式で
作曲した代表作の一つの、「バレエ・メカニック」は、
自動ピアノ10台、飛行機のエンジン、打楽器という
奇抜な編成のために書いたもので、
舞踊音楽ではなく、踊り子は機械である。

初演が行なわれたパリでは、スキャンダラスだった。

彼の音楽は、いろいろな作曲家の音楽を取ってきて
並べる(カット・アンド・ペースト)と言われている。

1940年代以降は、多くのオペラや映画音楽の
作品を残している。



(管弦楽)フィラデルフィア・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団
(指揮) ダニエル・スポールディング          
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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