【 ピアノ三重奏曲 第7番 ト長調 K. 564 】 モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕 (1756.01.27〜1791.12.05) 35歳
モーツァルトは、全部で8曲のピアノ三重奏曲 (ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)を書いた。 ただ、一曲はピアノ、クラリネット、ヴィオラの 編成のものがある。
それらの三重奏曲は、親しい人たちの間で演奏される 家庭的な音楽で、すてがたい味わいのある、 見事な構成と内容をもっている。
1788年10月27日にウィーンで完成した第7番は、 最後のピアノ三重奏曲で、「第6番 ハ長調 K.548」を 作曲した 三ヶ月半後に書いているが、このころの モーツァルトは、貧窮と生活的な苦悩の中にあって、 生活の資を得るために、数多くの作曲を しなくてはならなかった。
この曲の特異な点として、第2楽章は主題と 6つの変奏曲からなること、フィナーレは シチリア風の主題が用いられている。
第1楽章 Allegro 第2楽章 Tema con variazioni : Andante 第3楽章 Allegretto
(ピアノ) ダニエル・バレンボエム (ヴァイオリン)ニコライ・ズナイダー (チェロ) キリル・ズロトニコフ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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