【 交響曲 第39番 変ホ長調 K. 543 】 モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕 (1756.01.27〜1791.12.05) 35歳
モーツァルトが作曲した交響曲の作品は 約50曲にのぼるが、1788年の夏、モーツァルトは 3曲の交響曲を完成させている。 この間には、他の曲も作曲しているので、 驚くべきである。
「交響曲 第39番 変ホ長調 K.543」 (6月26日) 「交響曲 第40番 ト短調 K.550」 (7月25日) 「交響曲 第41番ハ長調 K.551」 (8月10日)
この3曲は、モーツアルトの三大交響曲と呼ばれている。
このころのモーツァルトは、貧窮と生活的な苦悩の 中にあって、生活の資を得るために、数多くの 作曲をしなくてはならなかった。
第40番の悲劇的な優雅さ、第41番の壮麗さに比べ、 第39番はモーツァルトの作風を代表するような 幸福感と明るい生の愉悦に満ち、 輝かしい終曲となっている。
第3楽章のメヌエットは、モーツァルトの数多い メヌエットの中でも傑作といわれ、 単独に「モーツァルトのメヌエット」として 演奏されることが多い。
第1楽章 Adagio-Allegro 第2楽章 Andante con moto 第3楽章 Menuetto: Allegretto 第4楽章 Finale: Allegro
(管弦楽)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) トーマス・ビーチャム ♪ 私が聴いた音源 ♪
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