【 歌劇「ホフマン物語」】 オッフェンバック,ジャック 〔仏〕 (1819.06.20〜1880.10.05) 61歳 ホフマン,エルンスト・テーオドル・アマデウス〔独〕 (1776.01.24〜1822.06.25) 46歳 脊椎カリエス
作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家のホフマンは、 ケーニヒスベルクで生まれ、200年前の6月25日に ベルリンで46年の生涯を閉じた。
彼の第3洗礼名はヴィルヘルミだったが、 モーツァルトを愛するあまり、アマデウスに変えられた。
法律を学び、陪席判事をしていたが、その間音楽を 学んでいて、バンベルクの劇場の音楽監督を振り出しに ドレスデンやライプチヒでオペラを指揮していた。
38歳のときベルリンに落ち着き、音楽評論家として、 筆名(ヨハネス・クライスラー楽長)を用い、「音楽新報」に 寄稿していたが、シューマンのピアノ組曲 「クライスレリアーナ」は、彼が大いに共感を覚えていた ホフマンの筆名からとっている。
幻想的な物語の作者として、ホフマンはドイツ文学の ロマン派に強い影響を与えたが、作曲家としては 技術の点からみて、ようやく合格点に達する程度だった。
数多くのオペラ、バレエ音楽、宗教音楽、交響曲、 ピアノ曲などを残しているが、あまり知られていない。
ホフマンが亡くなって、58年後にオッフェンバックによって 作曲された「ホフマン物語」は、小説を題材に 作られた台本によるもので、幻想的で優れた旋律に 富んだ4幕のオペラである。
この作品は、オッフェンバックが未完のまま 死去したため数多くの版がある。
第4幕、第1場でジュリエッタとニクラウスが 歌う「ホフマンの舟歌」は有名である。
(ソプラノ) エディタ・グルベローヴァ (メゾソプラノ)クラウディア・エーダー (管弦楽) フランス国立管弦楽団 (指揮) 小澤征爾 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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