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...... 2022年06月12日 の日記 ......
■ 《 マーラーの自然観 》   [ NO. 2022061201-1 ] sy

【 交響曲 第3番 ニ短調 】
         
マーラー,グスターフ 〔オーストリア〕
(1860.07.07〜1911.05.18) 51歳 心臓病
          

            
交響曲と歌曲の大家のマーラーは、作曲家、
指揮者として活躍したが、交響曲を11曲残している。
                          初演
  交響曲第1番ニ長調「巨人」         (1889年)
  交響曲第2番ハ短調「復活」(声楽付)    (1895年)
  交響曲第3番ニ短調    (声楽付)    (1802年)
  交響曲第4番ト長調    (声楽付)    (1901年)
  交響曲第5番ハ短調             (1904年)
  交響曲第6番イ短調「悲劇的」        (1906年)
  交響曲第7番ホ短調「夜の歌」        (1908年)
  交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」(声楽付)(1910年)
  交響曲第9番ニ長調             (1910年)
  交響曲第10番短調             (1912年)
  交響曲「大地の歌」イ短調(声楽付)     (1911年)

マーラーの交響曲、第2番、第3番、第4番は
「子供の魔法の角笛」の3部作と考えられている。
35歳の夏に書き始め、翌年の夏に完成した第3番は
交響的カンタータとでもいえる形態のもので、6楽章
まで拡大され、合唱も増大されていて、児童合唱も
加わる約100分の交響曲である。

全曲の初演は、1902年6月12日にクレーフェルトの
音楽祭で、マーラー自身の指揮により初演された。

曲は大きくみて2つの部分からなり、第2交響曲と
同じく標題音楽的傾向をもっている。
彼はこの曲を「パン」(牧神)あるいはニーチェに
したがって「快楽の科学」あるいは「真夏の夜の夢」
と呼ぼうとしたといわれる。

    第1楽章 「パン(牧神)が目覚める。夏がすすみくる」
    第2楽章 「牧場で花が私に語ること」
    第3楽章 「森の獣たちが私に語ること」
    第4楽章 「人が私に語ること」
          (夜が私に告げること)
    第5楽章 「天使が私に語ること」
          (朝の鐘が私に告げること)
    第6楽章 「愛が私に語ること」

それに、第7楽章として「子供が私に語ること」を
考えていたが、これは「天国の生活」として、
「第4交響曲」の基礎となった。

      第1楽章 Kräftig, Entschieden
      第2楽章 Tempo di minuetto - Sehr massig
      第3楽章 Komodo, Scherzando, Ohne Hast
      第4楽章 Sehr langsam - Mistarioso
      第5楽章 Lustig I’m Tempo und keck im Ausdruck
      第6楽章 Langsam - Ruhevoll - Empfunden



(メゾ・ソプラノ)シェル・デヤング
(合唱) シカゴ児童合唱団    
(合唱) シカゴ交響合唱団    
(管弦楽)シカゴ交響楽団     
(指揮) ベルナルド・ハイティンク
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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