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...... 2022年06月10日 の日記 ......
■ 《 黒いモーツァルト 》   [ NO. 2022061001-1 ] sy

【 協奏交響曲 ト長調 OP. 13 】
     
サン=ジョルジュ・ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド 〔仏〕
(1745.12.25〜1799.06.10) 53歳
              

            
18世紀フランスの作曲家のサン=ジョルジュは、
西インド諸島、カリブ海に浮かぶグアドループ島の
農場主ブローニュ伯爵と島一番の美女とうたわれた
黒人奴隷との間に生まれ、223年前の
6月10日に43年の生涯を閉じた。

10歳からパリに出て後にルクレーヌに
ヴァイオリンを、ゴセックに作曲を学んだ。

ヴァイオリン奏者としても優れ、ゴセックが創設した
オーケストラのメンバーに加わり、瞬く間に
その楽団のリーダーに指名されて、自ら作った
ヴァイオリン協奏曲のソロをつとめた。

作品は、ヴァイオリン協奏曲、協奏交響曲、ソナタなど、
器楽曲の他、当時パリで流行していたアリエッタつきの
コメディーを含む舞台音楽まで幅広い分野にわたる。

若い時からフェンシングが得意で、パリで対戦した
あるイタリアの名人が、彼の腕前をヨーロッパにおける
もっとも優れた剣士と讃えた。

マリー・アントワネットの寵愛を受けたものの
人種的偏見から出世を挫かれたりした。
ボーボワールが小説の題材にもしている。

二つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのための
「協奏交響曲 ト長調」は、1770年代後半に
作曲した作品である。

          第1楽章 Allegro
          第2楽章 Rondeou



(ヴァイオリン)ユゲット・フェルナンデス   
(ヴァイオリン)ジネット・カルレ       
(管弦楽)   パイヤール室内管弦楽     
(指揮)    ジャン=フランソワ・パイヤール
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




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