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...... 2022年06月06日 の日記 ......
■ 《 コンチェルト・ラプソディー 》   [ NO. 2022060601-1 ] co

【 チェロと管弦楽のための     
         コンチェルト・ラプソディー 】


ハチャトゥリアン,アラム・イリイチ〔露〕
(1903.06.06〜1978.05.01) 75歳



現代ソ連音楽を代表するアルメニア人の
ハチャトゥリアンは、119年前の6月6日に
グルジアの首都トビリシで生まれた。
両親は、その少し前にアゼルバイジャンから
移住してきたばかりで、 製本屋をしていた。

19歳のときにモスクワ音楽学校に入るまで、
正規の音楽教育は何も受けてなかったが、
外コーカサス地方の様々な民族音楽に
親しむ機会は多く、彼の音楽性を考える上で、
これらの民族の要素は重要な意味をもっている。

ハチャトゥリアンは。太い眉が特徴の堂々たる
タイプで、自分のことをエネルギッシュで
善良な人物と語っていた。

音楽学校では初めチェロを、ついで作曲を学んだ。
協奏曲はハチャトゥリアンが得意とした
ジャンルの一つで、33歳のときに「ピアノ協奏曲」、
その4年後に「ヴァイオリン協奏曲」、43歳のときに
「チェロ協奏曲」と協奏曲の3部作を書いた。

そして、後に同じ3つの楽器それぞれと管弦楽の
ためのコンチェルト・ラプソディー」と名付けられた
3部作も作曲している。
(1962年)
「ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」
(1963年)
「チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」
(1968年)
「ピアのと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」

「コンチェルト・ラプソディー」は、協奏曲と
狂詩曲を混ぜ合わせた単一楽章の自由な形式の
作品で、色彩感豊かな「チェロと管弦楽のための
コンチェルト・ラプソディー」はハチャトゥリアンの
奔放な想像力が縦横に発揮された作品となったいる。

        第1楽章 Andante sostenuto e pesante
        第2楽章 Adagio
        第3楽章 Allegro animato



(チェロ)ロストロポーヴィチ     
(管弦楽)ソヴィエト国立交響楽団   
(指揮) エフゲニー・スヴェトラーノフ
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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