 【 行進曲「双頭の鷲の旗の下に」Op. 159 】 ワーグナー,ヨーゼフ・フランツ 〔墺〕 (1856.03.20〜1908.06.05) 52歳
 ワーグナーは、リヒャルト・ワーグナーが生まれた 43年後ウィーンで生まれ、114年前の6月5日に 生地で52年の生涯を閉じた。 ワーグナー一族とは関係ない。
19歳のときからウィーンで軍楽隊の隊長をつとめた。 オペレッタ、ミサ曲、行進曲、舞曲など多くの 親しみやすい作品を残したが1902年に作曲した 「双頭の鷲の旗の下に」が最も有名で、 世界的に知られている。
「双頭の鷲の旗」は旧オーストリア帝国の 紋章をつけた軍旗である。 帝政時代のドイツやオーストリアでは、軍旗は 皇帝の代理のような意味で神聖化されていた。
金管楽器のファンファーレで始まり、全体の 感じは豪壮だが、旋律はオーストリア風に 柔軟性があって美しい。

(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ヘルベルト・フォン・カラヤン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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