[PREV] [NEXT]
...... 2022年06月03日 の日記 ......
■ 《 交響組曲 》   [ NO. 2022060301-1 ] sy

【 交響曲 ハ長調「ローマ」】
          
ビゼー,ジョルジュ 〔仏〕
(1838.10.25〜1875.06.03) 36歳 敗血症
         

          
ドビュッシーに「彼はあまりにも若く死んだ」と
言わせたビゼーは、147年前の6月3日にパリ近郊の
ブジヴァルで敗血症のため36年の生涯を閉じた。

「僕は今にもまして、モーツァルトとロッシーニが
最も偉大な音楽家であることを確信する。
ベートーベンとマイアベーアとを讃美するが、
僕の本性はドラマティックな熱情よりも、単純で
軽い音楽にむいているようだ」と彼は書いている。

モーツァルトの優雅さ、ロッシーニの軽快さに加えて、
彼が尊敬していたベートーベン、また形式上では
ハイドンの影響が感じられる作品を残している。

ビゼーは1857年にローマ大賞を獲得し、
ローマのフランス・アカデミーに留学した。
1860年まで逗留して、イタリア中を旅行している。

交響曲「ローマ」は、2作目の交響曲で、
22歳のころから10年くらいかけて書かれたが、
度々改訂され、全ての楽章を通して
初演されたのは、ビゼーの死後のことだった。

一作目の交響曲も「ハ長調」だったが、2作目は
交響組曲として扱われることもある。

第4楽章は「謝肉祭」として単独で演奏されることも多い。

        第1楽章 Andante tranquillo
        第2楽章 Allegro vivace
        第3楽章 Andante molto  
        第4楽章 Allegro vivacissimo (Canaval)



(管弦楽)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) トーマス・ビーチャム       
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: