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...... 2022年05月27日 の日記 ......
■ 《 生誕200年 》   [ NO. 2022052701-1 ] ch

【 弦楽八重奏曲 ハ長調 Op. 176 】
        
ラフ,ヨーゼフ・ヨアヒム 〔スイス〕
(1822.05.27〜1882.06.24) 60歳
         

           
スイスのピアニスト、作曲家のラフは、200年前の
5月27日にチューリヒ湖畔の町ラッヘンで生まれた。

23歳の年に、リストに出会い才能を認められ、
リストの演奏旅行についてドイツに行った。
その折、メンデルスゾーンやビューローと知り合った。

1949年にヴァイマルでリストの助手をつとめ、
その後ドイツ中西部の町ウィスバーデンで
作曲活動を行った。

こうした経験を生かし、シェイクスピアの戯曲を
元にした「テンペスト」「マクベス」など、標題的な
管弦楽曲をいくつか残している。

その一つが序曲「ロミオとジュリエット」で、ラフが
亡くなる3年前にあたる、1879年に作曲された。

晩年にはフランクフルトのホッホ音楽院の
院長を勤めた。

ラフの作風は、ドイツロマン派に属し、歌劇や
交響曲、室内楽など、幅広い分野に多くの
作品を残している。

長く忘れられた作曲家だったが、近年になって
評価され、作品のCD化も進んでいる。

「弦楽八重奏曲 ハ長調」は、1872年ラフが50歳を
迎える年の作品で、彼が住んでいたドイツ西部の
温泉保養地ウィスバーデンで作曲された。

4つの楽章で構成され、4つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、
2つのチェロにより演奏される。

         第1楽章 Alleglo
         第2楽章 Alleglo molto
         第3楽章 Andante moderato
         第4楽章 Vivace



(演奏) チューリヒ室内合奏団
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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