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...... 2022年05月16日 の日記 ......
■ 《 異色な作品 》   [ NO. 2022051601-1 ] or

【 スケルツォ・カプリッチョーソ Op. 66 】
             
ドボルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳出血
        

           
カプリッチョは、イタリア語で「気まぐれ」の意味だが、
音楽用語としては自由奔放な感情を
表した楽曲のことである。

スケルツォは「諧謔曲」と訳されるが、楽曲の
形式として用いられる場合には、かならずしも
「たわむれ」の心持ちをあらわすものではない。

1883年に作曲された「スケルツォ・カプリッチョーソ」は、
もっとも自由な感情を、スケルツォの形の上に
表したもので、とくにその内容とか、
特定の気分を説明した標題はない。

溌剌とした清新な気分と、民謡風の、
のどかな旋律が巧みな対照を作り、管弦楽法の
精緻な効果がよく表れた作品である。

作曲の年の5月16日にアドルフ・チェフの指揮により
国民劇場管弦楽団によって初演された。

指揮者のアルトゥール・二キッシュが賞賛し、
度々演奏会で指揮をし演奏したので、有名となった。



(管弦楽)ロンドン交響楽団    
(指揮) イシュトヴァン・ケルテス
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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